花粉症にはヨーグルトが効くって本当?その効果と効くヨーグルトランキングを調べてみました!
2月もいよいよ終盤を迎え、風がだんだん春めいてきましたね(#^.^#)
そうなると、本格化してくるのが花粉症です。
幸い私自身は違うのですが、主人と上の子は立派な花粉症。
特に主人に至っては結構症状がひどく、我が家では2週間前から空気清浄機がフル稼働しています(^^;)
とにかく、この空気清浄機と外出時のマスクは最低限の必需品なんです。
その上で、花粉症対策として目薬を差しつつ、抗アレルギー薬を飲んで5月までの季節をやり過ごすのですが、やはり薬は体に負担が大きいので少しでも少なくしたいところ。
我が家でも「何かイイ花粉症対策はないものかな?」と模索しているところなのです。。。
その一つとして興味深いのが、ヨーグルト。
これまでも花粉症にヨーグルトが効くとは耳にしていたのですが、「ヨーグルトで本当に症状が軽くなるの?」とどこか半信半疑だったので、深く知ろうとしなかったし、試したことはなかったんですよね。
でも、花粉症の季節になると、スーパーの売り場やコンビニにはヨーグルトがたくさん並ぶし、食べている人も多いと聞きます。ということは、効果が高いのでしょうか?
ちょっと気になるところではありますので、今回は、花粉症対策としてのヨーグルトについて、その効果や摂取の仕方についてまとめてみたいと思います。
花粉症に対するヨーグルトの効果って?
まず、ヨーグルトが花粉症に効果的と言われる理由ですが、それはもちろん、ヨーグルトに含まれている乳酸菌の効果です。
そして、乳酸菌がどのように作用するのかについては、具体的には次の効果があるということでした。
- 花粉症というアレルギー症状を抑えるためには免疫機能を正常に保つ必要がありますが、その免細胞が集中しているのは腸なので、腸内環境を整える乳酸菌(=善玉菌)が効果的
- 乳酸菌には花粉をアレルゲンとして反応するTh2細胞(=免疫細胞の一つ)の働きを調整する効果がある
ここ近年、「腸内フローラ」や「腸内環境」、「菌活」、「美腸」など腸関係のワードが話題になることが多かったので、腸内環境が健康にとって大事だということは、多くの人が認識してますよね。
そして、その関係でヨーグルトが体に良いことも広く知られています。
だから、「花粉症にヨーグルトが効く」というのもすごく自然に頷ける話なのですが、どのように効くのかまでは知らない人が多いのではないでしょうか。
それに、私はヨーグルトなら何でもいい=乳酸菌ならば何でもいいと思っていたのですが、そうではなかったんですね( ゚Д゚)!
花粉症に効果的な乳酸菌には特定の種類があり、これによって花粉症に効果的なヨーグルトというのも、実は限られた種類のものだったのです。
花粉症に効くヨーグルトランキング
限られた種類の乳酸菌が花粉症に効果的・・・ということは、普通のヨーグルトを食べただけでは効果がないということなのですが、そのカギを握っているのは、ヨーグルトに含まれている乳酸菌が生きたまま腸に届くかどうかです。
一般的に、ヨーグルトに含まれている乳酸菌は動物性のものであり、せっかく摂取しても腸へ到達するまでに胃液や胆汁といった消化液の働きによって死滅してしまうといわれています。
すると、いくら乳酸菌を含むヨーグルトを摂取しても、腸内に善玉菌が増えることはなく、免疫細胞が活性化されることもないんですね(>_<)
なので、ヨーグルトならどれでもよいというわけではなく、きちんと腸に生きたまま届く乳酸菌を含む特定のヨーグルトが花粉症に効果的ということになります。
そのヨーグルトにはどういうものがあるのか、効果が高いとされているランキング順にご紹介していきますね(#^.^#)
1位:明治R1ヨーグルト(1073R-1乳酸菌)
インフルエンザの季節にもよく売れる定番中の定番。明治乳業の乳酸菌研究の中でも選び抜かれたブルガリア菌(1073R-1乳酸菌)が使用されています。
2位:明治LG21ヨーグルト(LGG乳酸菌)
こちらも明治乳業のプロビオヨーグルトですが、こちらにはLGG乳酸菌が使用されており、ピロリ菌対策として毎日食べていらっしゃる方も多いようです。
3位:森永乳業ラクトフェリンヨーグルト(ビフィズス菌BB536)
こちらはラクトフェリンとビフィズス菌BB536が配合された森永乳業のヨーグルト。母乳の成分でもあるラクトフェリンが配合されている点で他のヨーグルトとはちょっと異なりますね。そして、善玉菌の代表であるビフィズス菌に加え、モラック乳酸菌が配合されています。体を強くする点において、個人的には一押しのヨーグルトです!(宅配専用なので、スーパーやコンビニでは購入できません。)
4位:協同乳業LKM512 メイトー 増加型ビフィズス菌LKM512 ヨーグルト(ビフィズス菌LKM512)
こちらは食べたことがないので、詳しくはご紹介できませんが、協同乳業独自研究のビフィズス菌「LKM512」が使用されたヨーグルトです。生乳を50%以上使用し、安定剤・香料不使用で、ヨーグルト本来の自然な味わいが特徴的と評判ですね。
以上が口コミで「花粉症に効く」と言われているヨーグルトのランキングですが、特に上位2つは売れ筋のお馴染みのヨーグルトですよね。
やはり、売れているにはそれなりの理由があるということでした。
これらのヨーグルトには、しっかりした乳酸菌が配合されているほか、食べやすいようにプラスしている甘味料にも配慮がなされているよう。というのも、砂糖は善玉菌の働きを鈍らせることが分かっているため、砂糖がたっぷり配合されているヨーグルトでは意味がないのです(>_<)
その点、ここにランキングされたヨーグルトなら安心ですよ♪
花粉症の症状を楽にするために摂取するヨーグルトの量は?
では、上記のようなヨーグルトを花粉症対策で食べるとして、1日あたりどのくらいの量を食べればよいのでしょうか?
調べたところ、花粉症の症状を和らげる目安としては、1日当たり100~200gとのことでした。
ということは、先にご紹介したカップヨーグルトでいえば、1日1個~2個。
朝と晩に1個ずつ食べれば完璧ですね(#^.^#)
ただし、これらのヨーグルトは、花粉症の症状が出た時に食べたからといってすぐに効果が出るものではありません。
腸内環境を改善していくには時間がかかりますし、継続して摂取していかなければ効果は得られませんので、辛い症状が出るせめて1か月前から毎日食べるようにしましょう。
ということは、2月下旬の今から始めなければ4月という花粉のピーク時に症状を抑えることができません。
しかも、腸内環境は個人個人状態が異なるといわれていますので、食べ始めて2週間で効果を感じる人もいれば、1か月経ってもまだ・・・という人もいるかもしれません。 でも、効果があることは間違いありませんので、是非とも気長に食べ続けていただきたいと思います。
因みに、コストがどのくらいかかるのか計算してみましたが、R1ヨーグルトを1日1個食べる場合は、@132円×30日=3,960円。
朝と晩の1日2個ならば、その倍の7,920円です。
結構かかりますが、薬を毎日飲むことを考えると、ほぼ同じコストで体には断然ヨーグルトの方が良いわけですから、ここは必要な出費ととらえたほうがいいかもしれません。
個人的には、少しでも薬と名の付くものは体に入れたくない考えなので、ヨーグルトでの花粉症対策がおすすめかなと思います(#^.^#)
副作用の心配がないので、試してみてもいいかなと。 ・・・ということで、我が家の2人には明日からR1ヨーグルトを食べていただきましょう♪