今の季節は完熟トマトがいっぱい!トマトの栄養がもたらす効果からおすすめの食べ方まで♪
今、旬の野菜といえばトマト。
春から夏にかけて最盛期を迎えるトマトは、この時期お値段も安く、お買い物に行けばスーパーの陳列棚には赤々とした完熟のものがたくさん乗っています。
見るからに美味しそうで、実際に食べると完熟トマトはとっても甘い!ホントこの時期は食べなきゃ損ですよね(^^;)
それに、トマトって良い栄養をたくさん含んでいて、健康や美容に嬉しい効果もバッチリ♪
一家の食卓を任されている身としては、家族の健康のためにも旬のトマトをバンバン食べさせたいわけです。
そこで、今回はトマトの良さを見直すべく、含まれる栄養素や期待される効果、またおすすめの食べ方などをまとめてみたいと思います(#^.^#)
トマトに含まれる栄養素って?気になるカロリーや糖質は?
トマトに含まれる栄養というと、誰しもリコピンと即答されると思いますが、トマトにはリコピン以外にも豊富なビタミン類を始め、鉄やカルシウム・カリウムなどのミネラル成分、クエン酸・アミノ酸・水溶性食物繊維であるペクチンなど様々な栄養素が含まれています。
意外とスーパーフードなんですよ♪
【トマトに含まれる主な栄養素(100g中)】
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- 水分 94g
- 炭水化物 4.7g
- タンパク質 0.7g
- 脂質 0.1g
- 食物繊維 1.0g
ビタミン類
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- ビタミンA(βカロテン)540μg
- ビタミンB1 0.05㎎
- ビタミンB2 0.02㎎
- ビタミンB6 0.08㎎
- ナイアシン 0.7㎎
- 葉酸 22μg
- パントテン酸 0.17㎎
- ビタミンC 15㎎
- ビタミンK 4μg
ミネラル
- カリウム 210㎎
- リン 26㎎
- マグネシウム 9㎎
- カルシウム 7㎎
- ナトリウム 3㎎
- 鉄分 0.2㎎
このようにビタミンだけでなくミネラルの種類も豊富。
また、2012年にはトマトの果汁成分に脂肪を燃焼させる遺伝子を増やす「13-oxo-ODA」というリノール酸が含まれていることが発見されています。
この成分の摂取によって肝臓で脂肪燃焼に働くタンパク質が多く作られ、血糖値が低下するとのこと。
トマトって侮れませんよね(#^.^#)
トマトに含まれる栄養素から期待される効果とは?
では、そんな栄養素を含むトマトは、私たちの健康にどのような効果をもたらすのでしょうか?
調べてみると、実に多くの効果があることがわかりました。
- ガンの予防効果
- 免疫力アップ効果
- 美肌・美髪効果
- ダイエット効果
- 便秘解消効果
- 高血圧・高血糖の予防効果
- 眼病予防・眼機能の改善効果
- 男性の不妊改善効果
- うつ病の改善効果
- 喘息の改善効果
こんなにある・・・トマトの持つパワーってすごいですよね!
これらの効果の素となる主なものはリコピンとのことでしたまず、リコピンの持つ強い抗酸化作用ですが、これはβカロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上といわれています。
この抗酸化作用は活性酸素による酸化ストレスから私たちを守ってくれるわけですね。 活性酸素は、細胞を傷つけることで癌化させるほか、血液中のLDL—コレステロールと結びつくことで悪玉コレステロールと呼ばれる過酸化脂質を作り出します。
これが血管にへばりつくことで動脈硬化が引き起こされたり、高血圧や脳梗塞、心筋梗塞が引き起こされることに(>_<)
糖尿病をもたらす高血糖だって活性酸素のダメージによるところが大きいですよね。
そんな活性酸素をリコピンは除去してくれます。
細胞に酸化ダメージを負わせ癌化させる活性酸素が除去されれば、当然効果的な癌予防が可能です。
特に、リコピンは前立せんがんや直腸がん、乳がんの予防に効果的とのことですので、男性も女性も継続的にトマトを食べたいところですね(#^.^#)
また、リコピンにはインスリンの効きを良くする効果があり血糖値の上昇を抑えるほか、トマトに豊富に含まれるカリウムには塩分の排出を促し血圧を下げる効果があり、生活習慣病全般の予防に効果的。
さらに、ビタミンAには目のあらゆる機能を改善する作用が期待できますし、ビタミンCは美容には必要不可欠な成分。健康面だけではなく美容面でもトマトは◎ということですね。
そして、ちょっと意外に感じたのは、男性の不妊改善にも効果があるという点。 この効果の素もリコピンなのですが、リコピンは本来、男性の精巣に高濃度の含まれるものなのだそうです。
だから、精巣内のリコピン濃度を上げてあげることで精液の中に含まれるリコピン濃度も上がり精子の運動が活発化するのだとか。
それによって妊娠の確率が上がるとのことですので、ベビーを望まれているご家庭では旦那さんにトマトをすすめたいですね(#^.^#)
上記の効果はいずれも、「トマトさえ食べれば!」というものではないと思いますが、トマトを頻繁に食べることで可能性がアップするならぜひ食べたいところ。
覚えておくといいトマトのありがたい効果ですよね。
嫌いな子も多いトマト・・・おすすめの食べ方・レシピをご紹介!
特に苦みがあるわけではありませんが、トマトは意外と好き嫌いが分かれる野菜。大人も子供も嫌いな人はいますよね(^^;)
嫌いな人の主な理由は「青臭い匂いと風味」そして「ゼリー状の種の周り」なのだそうです。
そういえば、うちの下の子もちょっと前までは青臭さが気になるようであまり食べなかったな・・・ でも、その青臭さが嫌いだった子は、完熟トマトを食べてかなりトマトを食べるようになりました。
そして料理によっては好んでたくさん食べることも(#^.^#)
そうなんです、トマトは年中スーパーに並んでいるのでいつでも食べられるのですが、それだけに味の薄い時期もあって。
売れきっていないトマトを食べると、確かにちょっと青臭さを感じてしまったりするのです(>_<)
でも、完熟トマトには青臭さが残っていません。
今ほど完熟トマトが美味しい時期はありませんので、トマトを子供に食べさせる場合には、そして子供にトマトを好きになってもらうためには、この完熟トマトが豊富に出回る時期を上手に活用していただきたいと思います。
食べ方については、ブルケッタにするのがおすすめ♪
フランスパンに乗っけて食べるあれですね(#^.^#)
いろいろな作り方があるとは思いますが、我が家では完熟トマトをザクザクと切り(種周りが嫌いな子には除いてあげてください)、塩コショウとハチミツ少々、そしてオリーブオイルで味を調えます。
少し入れるハチミツが完熟トマトの甘さを引き立たせてくれますし、オリーブオイルの香りがわずかに残るトマトの青臭さを完全に消してくれますよ♪
うちの娘もガーリックトーストに乗せたこのブルスケッタでトマトの美味しさに目覚め、今ではたくさん食べています。
以前はサラダに入れて食べさせるだけでしたが、この方法にすると意外なほど簡単にトマトを好きになってくれました!(^^)!
なので、おすすめかもしれませんよ。ぜひお試しください♪
トマトの栄養をもっと効率よく摂りたいなら・・・
でも、もっと効率よくトマトの栄養を摂りたいならば、フレッシュなトマトならば、プチトマトのほうが、そしてさらにはトマトジュースやトマトの缶詰などトマト加工品のほうがいいようです。
特に、水分を飛ばして濃縮されたトマトジュースやトマトの缶詰はリコピンの含有量が段違いに多いらしいですね。
よくトマトジュースのパッケージに「コレステロールが気になる方に」とか「成人病予防に」と書かれているのはそのためです。
健康習慣として、毎日トマトジュースをコップ1杯飲まれてはいかがでしょうか。
ただしその際は、食塩不使用のトマトジュースを選ぶようになさってくださいね(#^.^#)