子育て世代のひとりごと

小学、中学、高校の子どもの子育てに奮闘中のお母さん世代のつぶやきです・・・

「甘いものが食べたい」って、もしかしたら砂糖依存症!?チェック方法から治し方までをまとめてみました!

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昨日の「世界仰天ニュース」ではなかなか衝撃的な病気が紹介されていました。 それは、砂糖依存症。

「とにかく甘いものが食べたい」という衝動がとても強くて抑えきれない・・・というものだそうです。

ちょっと前までは、甘いものといえば女子が好きなものでしたが、最近では「スイーツ男子」という言葉ができるくらい甘いものを好んで食べる男性が増えているとのこと。

 

つまり、男性とか女性とかの区別なく甘いものが好きな人が増えているのです。

確かに、誰しも疲れた時などには甘いものが欲しくなる傾向ってあると思いますが、砂糖依存症の人は、その傾向がものすごく際立っているみたい。

「とにかく食べずにはいられない」というくらい甘いものを食べてしまうのだそうです。

 

しかも、「自分は砂糖依存症なんだ」という自覚を持っていない人がほとんどだとか(゚д゚)! もしかしたら、あなたは、いえ私も砂糖依存症かも知れませんよね。

ということで、今回は怖い怖い砂糖依存症についてまとめてみたいと思います。

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日本人にも多いといわれる砂糖依存症とは?

先ほど「疲れたときには甘いものが欲しくなる」というお話をしましたが、これには生理的な理由があるようです。

どういうことかというと、疲れたときというのは大抵の場合、エネルギー不足の状態に陥っているからのようです。

 

だから、素早くエネルギーに変換される糖質を身体が欲する。エネルギー補給のためブドウ糖が必要なのです。 しかし、糖質を大量に摂取してしまうと、上昇する血糖値を抑えるために大量のインスリンが分泌されてしまいます。

すると、体は極端な低血糖の状態に。今度は下がりすぎた血糖値を上げるために体の外から糖分を欲するようになってしまうのです。 なるほど・・・という感じですよね。

 

しかし、これが常に甘いものを欲してしまい「食べずにはいられない」というようでは、やはり異常といわざるを得ません。

これは、いわゆる「砂糖依存症」なのです。別名「甘いもの中毒」ともいわれるものですね。

 

 

「中毒」という言葉がつく通り、とにかく甘いものを食べずにはいられない状態を指すもので、食べずにいるとイライラしたり、落ち着かなくなったり、ひどい人になると禁断症状として手の震えまで出たりすることがあるそうです(>_<)

手が震えるのは低血糖に陥っているからなんですってね。 イライラや不安症状も精神衛生上よろしくありませんし、そのままうつ病になってしまうこともあるといわれています。

食生活において糖質をよく摂取する日本人にはこの砂糖依存症が多いという指摘もありますので、気をつけなければなりませんね。

 

砂糖依存症かどうかは自分でチェックできる!?

因みに、「世界仰天ニュース」では砂糖依存症であるかどうかを簡単にチェックする方法も紹介されていましたので、病院を受診する前にまずセルフチェックをしてみましょう。

チェックする項目は次の8つ。

  1. 食後や間食にスイーツが食べたくなる
  2. 疲れると甘い物が食べたくなる
  3. イライラすると甘い物が魅力的に感じる
  4. コーヒーや紅茶に砂糖を入れてしまう
  5. 甘い清涼飲料水を週2~3回飲んでしまう
  6. お気に入りのお菓子がある
  7. コンビニに行くとスイーツコーナーが気になる
  8. パンや麺類で食事を済ませてしまうことが多い

いかがでしょうか?

当てはまる項目の数が0だと依存の可能性は低い、1~2は軽度の依存の可能性、3~4は中等度の依存の可能性、5以上は重度の依存の可能性があるとのこと。

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んー・・・これって、よほど「甘いものは好きではないので一切食べません」という方以外はいくつか当てはまりませんか?

2つ3つ当てはまるという人が大半だと思いますので、現代はほとんどの人に砂糖依存症の可能性がるということになりますね。 大変だ(>_<)

 

砂糖依存症を克服するためにはどうしたらいい?

では、砂糖依存症であった場合、それを克服するためにはどうしたらよいのでしょうか?

番組内で紹介されていた重度の依存症の治療は、オーソモレキュラー療法というものでした。

 

具体的には、75gのブドウ糖を飲み、その後の血糖値の値を5時間かけて調べる糖負荷検査を行なっての治療だそうで、その後さらに60項目以上の精密な血液検査で足りていない栄養素を解析し医療用サプリで補うのだとか。

必要な栄養素を補うことで糖代謝を活性化しようというものですね。

 

実際にとても効果があるようで、この治療を受けた女性は「これを続けていくと、甘いものがそれほどほしくはなくなる」と語っておられましたよ(゚д゚)!

やはり栄養バランスってとても大切なんですね。

 

極端な食事制限を伴うダイエット中に砂糖依存症に陥りやすいというのがよくわかります。

また、それほど重症でない場合は、豚バラ肉を食べるといいとのことです。 豚バラ肉には糖質代謝に必要なビタミンB1が豊富に含まれているから砂糖依存症の症状を緩和させるのに最適なのだとか。

 

それに、どうしても甘い物が欲しくなったら、甘い物への欲求を長時間抑える事ができる乳脂肪分の高いアイスクリームがおすすめだそうです。

どうせ甘いものを食べないとやってられないのでしたら、ぜひ乳脂肪分の高いアイスクリームを食べてみて下さい。

炭酸飲料を飲んだり、糖質の高い様々なお菓子を食べるよりいいと思いますよ(#^.^#)

 

砂糖依存症に関するまとめ

以上、砂糖依存症について詳しくみてきましたが、危険な薬ならいざ知らず、調味料でもある砂糖だから別にいいんじゃない?・・・

なんて軽く感がることはできないようです。というのも、専門家によると、砂糖は「マイルドドラッグ」といわれるくらい高い依存性があるからとのこと。

 

常習する、また大量に摂取する習慣をつけてしまうと、なかなかそこから抜け出すことができないのだそうです。

そうしていくうちに、美容面だけでなく健康面でもさまざまな不都合が生じてくる・・・知らず知らずのうちに重症化する前に何とか克服しなければならないのです。

 

塩分過多と同じで、砂糖も習慣の問題。甘いものを食べつけてしまうと食べずにはいられませんが、食べない習慣さえ身に着けてしまえば、甘いものを食べないことは苦痛でも何でもないんです。

だから、「もしかしたら、私はそうかも」と思い当たる方がいらっしゃったら、一度病院で検査してもらうことをおすすめしたいと思います。

 

まずは自分が砂糖依存症だと知ることから治療はスタートしますので、セルフチェックで該当する項目が多かった方は、一度病院を受診し医師に相談してみて下さい。

そして依存症であることが判明した場合は、手遅れにならないよう少しずつでも医師の指示に従って治していきましょう。