子育て世代のひとりごと

小学、中学、高校の子どもの子育てに奮闘中のお母さん世代のつぶやきです・・・

お墓参りにマナーってあるの?お盆に行くお墓参りに備えて時間や持ち物などをチェックしておきましょう!

スポンサードリンク

お盆ですね。

会社がお盆休みで家族そろって田舎に帰省・・・なんて方も多いのではないでしょうか。

さて、お盆といえば、お墓参りですが、皆さんはどのように行かれていますか?

何事にもその家それぞれのやり方があり、子供は親がやっていることをみて育つので、自分が大人になってからも何となく見様見真似で行なっている場合がほとんどだと思いますが、そこには注意すべきマナーはないのでしょうか?

結婚を機に相手方のお墓にお参りしたり、親交のあった方が亡くなってその方のお墓にお参りする機会があったりするかもしれません。

そのようなときに失礼のないよう、お墓参りに関するマナーを改めてチェックしておきましょう。

f:id:takahon:20180815145143j:plain

お墓参りって行く時期や時間にNGはある?

まずは、お墓参りに行くタイミングについてです。

一般的にお墓参りがなされるのは、春秋のお彼岸、お盆、故人の命日、正月と、一周忌、三周忌などの年忌法要のとき。「お墓が遠方にあってなかなか行けない」という場合を除いては、できるだけ年に4~5回は行きたいところですね。

私の家は車で30~40分とあまり遠くない場所にあることもあって比較的頻繁にお墓参りに行くのですが、お彼岸やお盆などみんながお参りに行く時期にひっそりとしているお墓や雑草が茂っているお墓をみると、やっぱり少し寂しい気分に。

あまりに雑草が育ちすぎてお墓が隠れそうになっているところをみたときには、思わず主人と二人で「目立つ草だけでも」と抜いたこともありますね(^^;)

まあ、それぞれのご事情がおありでしょうし、行きたくてもいけないという状況かも知れませんもんね。

 

それに、お盆やお正月など多くの人が帰省する時期は、交通機関も激混みでお墓参りが難しい場合だってあると思います。

そんなときは、ちょっと時期を前に(個人的には後ろにずらすよりも前の方がいい気がしてます)ずらすなどして、行きやすいときに行かれるとよいのではないでしょうか。 そして時間帯に関しては、夕方や夜を避け、午前中にお参りするというのがおすすめです。

マナー本によっては、「夕方以降は避けるべき」と明記されていることもあるようですね。

その理由としては、

  • 夕方だと慌ただしくなったり「何かのついで」という印象を与えがちで失礼にあたるから
  • 暗くなると足下が危なくケガをする可能性があるから
  • 霊園によっては閉園時間がきまっているから

といったことが挙げられます。

うん、納得です。

他家のお墓をお参りさせてもらう場合は特に、夕方というのは失礼なのでやめておきたいところ。 それに、お墓ってだいたい足場の悪い場所にあることが多いので暗くなると危ないですし、うちの田舎がそうなのですが、夕方のお墓には蚊がいっぱい(>_<)

めちゃくちゃ刺されますので、早い時間に行った方がいいですよ。

 

f:id:takahon:20180815145335j:plain

また、そもそもお墓参りは故人や先祖との面会であり、今の自分の姿を見せ語らう時間という意味合いがあります。

帰省の都合上、「どうしてもその時間しかない」場合を除いては、できるだけお墓参りをその日一日のメインの目的として、ゆったり余裕をもって午前中に行きたいですね。

 

お墓参りにはどんな格好で行けばいい?服装をチェック!

では、お墓参りにはどのような格好で行けばいいのか?喪服、若しくは喪服に準ずる白と黒の副・・・など服装に関する縛りはあるのでしょうか?

基本的には、どんな服でも良いとされています。

もちろん、法事の際のお墓参りならば、喪服で(子供たちは制服で)というのが一般的ですが、それ以外のお墓参りであれば、普段着のままでOK。 他家のお墓参りをする時には、マナーとして華美な服装やラフすぎる服装は避けますが、自分お家のお墓参りをする時には、それほどこだわらなくて大丈夫なようです。

 

f:id:takahon:20180815145843j:plain

 

むしろ、お参りの前に雑草を抜いたり、墓石を拭いたりお掃除をしますので、動きやすい服の方がいいと思われます。

女性の場合は、汚れないようエプロンを持参しておくのもおすすめです。

それに今年のように異常に暑いときは、スリーシーズン着たりする喪服は暑くて具合が悪くなることもあります。

何といっても体が一番ですので、地味目のお洋服であれば涼しい格好で行かれても良いのでは?・・・と思います(#^.^#)

 

お墓参りの持ち物にはどんなものがある?

最後に、お墓参りの際には何をもっていったらよいのか、持ち物のチェックですが、お参りする際に必要となる五供(香・花・灯燭・浄水・飲食)を持参しましょう。

  • 香・・・お線香(香りで心と体が清められるという意味があります)
  • 花・・・日持ちがする菊がよく使われますが、故人が好きな花など自由でOK
  • 灯燭・・・石灯籠に立てるロウソク(煩悩を消し明るく照らす光の意味があります)
  • 浄水・・・墓石の水鉢に張る清らかな水
  • 飲食(おんじき)・・・故人の好物や季節の食べ物など

 

確かに、毎回持っている品々です。

それぞれ、こういう意味合いが込められているんですね。

f:id:takahon:20180815145803j:plain

因みに、持って行ったお供え物(家族で自分の家のお墓参りをする場合)なのですが、お参りした後は捨ててしまわず、持ち帰っていただくことで故人やご先祖様との繋がりを表すのだそうです。

昔は、ご先祖様にゆっくり食べてもらうためにお墓にそのまま置いて帰っていましたが、今はカラスが食い散らすから持って帰らなくてはいけませんし、お盆のお仏壇のお供え料理もごみ問題で川に流すことはできませんもんね。

それなら、ご先祖様とつながる意味でも、お供えしたものを下げた後家族で頂くのもいいかもしれません。

お墓参りに関するまとめ

以上、お墓参りに関するマナーを振り返ってみましたが、あまり厳しいものはありませんでしたね。 すべては故人やご先祖様を偲ぶ心の問題。私の知人に「お墓でご先祖様のお名前を順に読んであげるとよい供養になるんだよ」といっていた人がいましたが、本当にそうかもしれません。

f:id:takahon:20180815150028j:plain

要は、思い出してあげることなんですね。

そして、手を合わせて感謝の意を伝える・・・ ただ、お墓は多くの魂が静かに眠る場所ですので、「騒がず静かにする」という最低限のマナーくらいは守りたいものです。

また、手を合わせて合掌するときには、できるだけ墓石より低い位置でというマナーもありますので、立ったまま手を合わせてお参りすることのないよう気をつけましょう。

今日は15日ですのですでに行かれた方も多いと思いますが、まだの方はぜひお参りしてあげて下さいね(#^.^#)