子育て世代のひとりごと

小学、中学、高校の子どもの子育てに奮闘中のお母さん世代のつぶやきです・・・

その下痢や頭痛も夏バテかも!?夏バテの症状と対策を今一度確認してみましょう!

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腰の夏は暑さのあまり体調を崩して救急搬送されてしまう人がなんと多いことか。 いわゆる熱中症にかかってしまった人々ですよね。

でも、こういった方々は症状が特にひどかったから顕在化しただけで、実は熱中症以上に多くの人に心配されているのが夏バテです。

 

夏バテというと、何だか元気がなくて・・・という軽い状態と受け止められがちですが、思いのほか辛い症状だったり、治りが悪い重症化した夏風邪の原因となったり、意外と注意が必要です。あなたやお子さんのその体調は夏バテではありませんか?

 

今回は、どんな症状が夏バテにあたるのか?また、夏バテ解消にはどんな対策が必要なのか?などについてあらためて確認してみましょう。

 

下痢・頭痛・吐き気・・・夏バテにはいろいろな症状があった!

夏バテといえば、「だるくて疲れやすい」や「食欲がない」といった状態がよく言われる一般的な症状ですが、実はもっといろいろあって、次のような症状もすべて夏バテと考えられるそうです。

  • やる気が出ない無気力感
  • 体が常に重だるく全身に倦怠感を感じる
  • 食欲がない
  • わけもなくイライラする
  • お腹が痛くなり下痢や便秘になる
  • のぼせたように体が熱っぽい
  • 頭痛がする
  • めまいや立ちくらみがする
  • 体のあちこちにむくみができる

いろいろありますよね。 でも、これらの症状、どこかで見覚えがありませんか?・・・

 

そう、更年期の女性にみられる症状と同じなんです。 更年期の女性は卵巣機能の低下によってエストロゲンという女性ホルモンの分泌が低下するため、ホルモンバランスに異常をきたし、それが自律神経の異常を引き起こし様々な体調不良が生じるわけですが、このときの体調不良が夏バテにも起こっているということ。

 

つまり、夏バテの場合も自律神経が乱れてしまっているのです。 そのため、単にだるくて食欲がないといった何となくの症状だけでなく、ひどい腹痛や下痢に悩まされることもあるわけですね(>_<)

思い当たる症状がおありの方、「自分は夏バテかも?」とちょっと疑ってみて下さいね。

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夏バテの子供が急増中!アイスやジュースの多量摂取にご注意!

そして、今多くなってきているのが子供の夏バテだそうです。 イメージでは、子供は多少暑くても元気で、大人がバテるものですが、先頃は熱中症で小学1年生の子が亡くなりました。 また、多くの学生が熱中症で体調不良を訴え病院に運ばれたりしています。

 

今年の暑さは明らかに異常ですし、そんな日々が長く続いていますので、普段は元気な子供といえど、体調管理にはくれぐれも気を付けてあげたいところですね。

そして、子供はつい暑いと冷たいものばかり口にしてしまいがちですが、摂り過ぎないように注意してあげなくてはいけません。

 

というのも、アイスやジュースをたくさん摂取すると、一つにはお腹を冷やし胃腸症が起こってしまうから。消化機能が落ち、「ご飯を食べるとお腹が痛い」なんてことになってしまいますよ。

 

またもう一つの理由は、糖代謝のバランスが崩れてさらに夏バテが悪化してしまうから。 アイスやジュースには大量の糖分が含まれていますが、体内でこれを処理するためには本来ビタミンB1やビタミンB2といった栄養素が必要とされます。

 

しかし、食欲がなく十分にご飯を食べられていないため、ビタミンをはじめとする必要な栄養素が摂取できていません。

そこに糖分だけはどんどん入ってくるわけですから、当然バランスは悪くなってしまいますよね。なので、暑いときに食べるアイスは美味しいとはいえ、その量は多くなりすぎないようご注意くださいね。

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気を付けるのは食事と睡眠!夏バテ予防対策のポイントは?

このように、子供にも大人にも夏バテが起こるこの暑さでは、日常生活において心がけたいのは栄養バランスの良い食事であることは言うまでもありません。

まずは食べなくては元気が出ませんもんね。そのためにもエアコンを上手に活用して、温かいものや栄養いっぱいのものを食べるようにしましょう。

 

しかし、もう一つ夏バテ予防に重要なのが睡眠です。 連日の熱帯夜のせいで「よく眠れない」という方が多いかと思いますが、睡眠不足は自律神経の乱れを招く悪循環の源だったりするんですよね。

 

そして自律神経が乱れてしまうと、先にご紹介したようなイライラが発生したり、消化器の機能が低下し食欲不振や腹痛を引き起こしたりします。

めまいや立ちくらみといった症状や発汗異常も自律神経が異常をきたすことから発生してしまいますね。

 

故に、夏バテ予防対策には質の良い睡眠が必要不可欠。心地よく眠るためにもエアコンは夜間であっても活用した方が良さそうです。 冷やし過ぎることなく「ちょっと暑いかな」と感じるくらいが適当といわれていますよね。

温度で言うと、27~28℃といったところでしょうか。 温度調整を上手く行なってグッスリお休みくださいませ(#^.^#)

 

夏バテに効く食べ物って何?夏バテ解消レシピをご紹介♪

最後に、夏バテを起こしてしまったときにそれを解消するような食べ物のお話です。

私などは単純に「美味しい鰻が食べたい!」なんて思ってしまいますが、夏バテには4つの栄養素を含む食事を心がければいいとのことです。

 

その栄養素とは

  1. タンパク質
  2. ビタミンB群
  3. ミネラル
  4. ビタミンC

血液やホルモン、体の組織のもとになるタンパク質は絶対必要で、体重1㎏に対し1gが摂取目安なんですって。

 

つまり、体重50㎏の人は1日あたり50gのタンパク質摂取が望ましいということ。しっかりお肉を食べたいところですね。

そして先にも触れた通り、糖質やタンパク質、脂質といった栄養素の分解を助けるビタミンB群も摂らなくてはいけませんし、汗で大量に失われるミネラルも補給が必要。

 

紫外線を浴びたことで発生する活性酸素を除去してくれるビタミンCは、疲労回復を助けてくれますね。 なので、これらを考え合わせて個人的におすすめしたい夏バテ解消レシピは、豚肉とパプリカの塩レモン炒めです(#^.^#)

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塩レモンといえば、今話題の万能調味料です。

私は友人から頂いた塩レモンを炒めものの味付けに使ったのですが、これがまた食欲のないときでも食べられちゃう爽やかなお味!

煮沸消毒した瓶に刻んだレモンとしっかり多めの塩を入れ1週間ほど付け込めば、簡単に塩レモンは出来るそうです(我が家も実践中ww)。

 

これ一つあれば、お肉やお魚が美味しく食べられ、ビタミン豊富な野菜との相性もバッチリです。

数々の夏バテ解消レシピに応用できますので、ぜひ皆様もチャレンジしてみて下さい(#^.^#)