子供の習い事で根強い人気のそろばん教室・・・ピアノよりもそろばん!?その効果とは?
今、子育て真っ最中のお父さん&お母さん世代が子供の頃に行なっていた習い事といえば、そろばん(珠算)。
昔から勉強は読み・書き・そろばん・・・といわれる通り、思い返してみると、お習字やそろばんを習っている子が多かったですよね。
で、今は?
20~30年前と比較すると、今はさまざまな技術が格段に進歩した時代ではありますが、子供の習い事を見回してみると、相変わらずそろばんは根強い人気を誇っており、子供の習い事ってどうしたらいい?でご紹介した昨年の人気ランキングでいうと、トップ5に入っていなかったものの8位という人気ぶり。
男の子も女の子も常にトップ10にはランクインしている感じなのです。
なぜ、時代は変わってもそろばんは依然として人気の習い事であり続けているのでしょうか?そろばんを習うことで得られる効果とは?
また、実際にそろばんを習わせている親御さんはお子さんのそろばん効果をどのように思っていらっしゃるのでしょうか?
そういったそろばん教室に関するあれこれや口コミをチェックしてみたいと思います(#^.^#)
子供に習い事をさせるならピアノよりそろばん!?そろばんって必要なの?
親が子供にそろばんを習わせたい第一の理由は、計算力が身につくからといわれています。
なるほど、思い出してみれば、私のお友達でも長くそろばんを習っている子は計算がとても早く、難しい計算もすらすらと暗算でできていました。
すごいなぁ・・・と思ったものです。
なんでも、実際にそろばんを弾かなくても、頭の中にそろばんが浮かぶんですってね(^^;)
珠算式暗算というらしいのですが。
この珠算式暗算ができれば、中学・高校、さらには大学の受験で有利なことは間違いがありません。
それにこれって、大人になってからの実生活でもかなり役に立つ技術なので、そういう意味ではそろばんは実用的な習い事ではないでしょうか(#^.^#)
しかし、そろばんを習わせたがる理由はそれだけではなく、指先を使うことによって脳の活性化が促進されるから。
実際、これは認知症予防の手段として大人でも推奨されているくらいです。
折り紙にしてもそうですが、指先を使う作業ってやっぱり脳機能にとっては良いことなんですね。
なので、この効果をめぐっては、子供の習い事を選ぶ段階でピアノとどちらにするかで悩まれるケースが多いのだそうです。
ピアノも同じく指先を細かく動かしますもんね。
でも、ピアノの場合は、絶対音感を身につけさせたいとか、音楽に多く触れることは情操教育に良いからといった狙いも多分にあるため、一概にそろばんと比較できない部分があります。
そこで、両方を習うのが理想ですが、時間的にも金銭的にもそれは難しいということであれば、ピアノかそろばんかは、親が子供にどの能力を優先的に身につけさせたいのかという優先順位と、子供自身の好みで決めていけばよいということになります。
どちらにしても、数年単位で続けなければ一定レベルの技術は身につきませんので、一旦習うと決めたのであれば、最低3年は継続して頂きたいなと思います(#^.^#)
習い事してのそろばん教室・・・そこで得られる効果とは?
では、習い事してそろばん教室が根強い人気を誇っている理由について、もう少し詳しくみてみましょう。
一つには、先に述べたように、そろばんを極めると優れた計算力が身につくというメリットが挙げられますが、実はそろばんによって得られる効果は計算力に限らず、記憶力や集中力、さらには忍耐力といった学習すべてに通じる能力がアップする点が指摘されています。
- 正確に答えを導き出さなくてはならないため集中力がつく
- 技術を身につけるためには繰り返し練習が必要なため忍耐力がつく
- そろばんは視覚情報を使って計算を行なうため記憶力がつく
- 計算が得意になることで自信がつく
- 目で見て計算を次々こなすことで情報処理能力がつく
- 脳の機能を高めてより複雑な計算をこなすことで基礎能力がつく
いかがでしょうか?
確かに、そろばんは地味にコツコツ計算と答え合わせを繰り返し、技術を高めていく練習を行ないますので、学習の基礎能力が身につくだけでなく、忍耐力や学習習慣も培われます。
これは子供にとって大きな力になること間違いなし!
その為、今やそろばんは日本だけではなく、世界各国でも見直され、その効果が注目されているようです。
世界各国で子供たちがそろばんを習っているのかと思うと、何だか日本人として誇らしい気がしますね(#^.^#)
また、珠算式暗算が右脳が活性化される習い事として注目されてきましたが、最近ではさらにそろばん効果に対する研究が進み、脳トレのためにはそろばんが最も有効な手段の一つとされています。
脳機能が活性化されれば、計算以外の学力も自然と向上しますので、学力全体をアップさせるためには習い事でそろばんをさせるのがイイということになりますね。
そろばん教室のお月謝っていくらくらい?また習わせるとしたらいつからがイイ?
子供の習い事って結構お金がかかるものですが、そろばんの場合はどうでしょうか?
そろばん教室の月謝について調べてみたところ、授業回数や地域によって異なりますが、大体1カ月4,000〜12,000円くらいのところが多いようです。
東京都内の相場で言えば、1時間の授業を週3回受けた場合でお月謝の平均は6,000円ほどだとか。
こうみると、他の学習塾や公文教室よりお安い感じですね。
まして、どちらにするか迷う人が多いピアノと比較すると、格段にお財布にやさしい習い事といえそうです。
また、いつから習い始めるのが良いのかについては、小学校低学年までに開始するのが断然有利だそうです。
子供の頃からそろばんに慣れ親しみ、暗算も難なくこなせる人の方が、はっきりと頭の中でそろばんをイメージして計算できるとのこと。
だからでしょうか、そろばん教室に通い始める時期としては、就学前=幼稚園の時期が最も多いようでした。
ただ、せっかく習い始めてもあまり練習しなかったり、すぐにやめてしまったのでは、珠算式暗算ができるレベルには至らないようです。
技術の習得を含め、それを忘れずにキープできるようにするためには、最低3年間はみっちり習う必要がありますので、一律の時期にこだわるよりも、子供がやる気になれる時期に合わせてあげればよいのではないでしょうか。
習い事としてのそろばんに関するまとめ
古くから日本に伝わる計算ツールであるそろばんは、習熟すれば素晴らしい計算力が身につき、珠算式暗算もすらすらとできるようになる、今も人気の習い事です。
しかも、そろばんを習うことで得られる効果は、単に計算力にとどまらず、記憶力や集中力、判断力、基礎能力、忍耐力と学習全般に通じる能力のアップにつながると評価されており、親が子供に習わせたい理由はここにあるようです。
このそろばん効果は、日本にとどまらず、今や世界各国で注目されているとのこと。
こうした能力を身につけさせたいなら、脳が柔らかい子供のうちが効果的といわれていますので、幼稚園ぐらいから小学校低学年の子供の習い事にいかがでしょうか(#^.^#)