学習教室なら公文式がイイ!?公文式教室の学習法・お月謝・口コミなどについて探ってみました!
今、どこの街を歩いても見かける水色の「KUMON」の看板。
就学前の子から高校生まで通っている子供たちはとても多いですよね。
それくらい日本全国に公文式の学習教室は広まっていったということですが、その状況は日本だけにとどまらず、世界50の国と地域に「KUMON」教室が展開され、全世界で約427万人が公文式を学習しているといわれています。
すごい・・・( ゚Д゚)!
では、そこまでの広がりを見せた公文式とは、いったいどのような学習方法なのでしょうか?
また、子供を通わせる際にはどのくらいの月謝がかかり、どのような点に注意を払えばよいのでしょうか?
実際にお子さんを通わせているママたちの口コミも参考にしながら、公文式についてのあれこれを探ってみたいと思います(#^.^#)
公文式とは?どんな学習法で通うとどんな力が身につく?
公文式教室は、私の子供の頃からすでに田舎の町にも浸透しており、今でいうコミュニティセンターの一室で教室が行われていましたし、友達の何人かも通っていました。
まだ塾というものが珍しかった時代なの公文に通っている子によく「どういうことをやってるの?」と聞いたりした覚えがありますが、公文式といえば、ひたすら計算プリントを黙々とやる・・・というイメージがあります。
決められた時間内に全問正解できなければ先へ進むことはできず、できるようになるまで繰り返し同じレベルの問題を解き続ける・・・ その代わり、できる子は幼稚園だろうと小学校の低学年だろうと、どんどん先の学年の計算問題に進むことができ、高校で習うような微分積分もやれる・・・ 言ってみれば、公文式とは、子どもの能力の一部である「計算力」を効率よく伸ばす目的に特化してつくられたシンプルな学習法なのです。
今は、公文式の国語や英語といった教科もありますが、もともとの公文式は算数・数学のみで行われていたようですね。
そして、その教材における考え方は究極的にシンプルで、大学受験に向けて最も効率的に勉強する学習法ということ。
つまり、公文式の教材は、ゴールを大学受験に定めて、そのために必要なことを逆算して学ばせようと作られたカリキュラムなのです。
これは、公文式の創始者である公文公(くもん・とおる)氏が著書の中で明言されていますよね。
「ほかならぬ自分の子供の大学進学を考えて、この教材と作ったのである」と。
だから、そのために基礎となる計算力に徹底的にこだわり、「計算問題は“わかる”よりも“できる”ことが大事」とばかりに、ひたすら計算を繰り返させて基礎を固めます。
そして「自分の学年よりも2学年、3学年上の計算問題ができるようになれば、自分の学年の文章題や図形問題は難なく解けるようになる」と訴え、教材からは文章問題や図形問題が排除されています。
私も子供の塾選びをしていた時にこの点を知って、すごく驚きました。
多くの子供がつまづく文章問題とか図形問題は教えてくれないんだ・・・と。
そこにはこういう理由というか、理念があったんですね(^^;)
うーん・・・、確かに、公文式の学習法には筋が通っているし、実際東大生には公文式に通っていた人が多いなんて聞くと「すごいメソッドなんだ」と感心しますが、個人的には子供によって向き不向きがありそうだなという気がしてしまいますね。
ただし、公文式を徹底すれば、こんな力が身につくといわれています。
- 条件反射的に行えるようになる計算力
- コツコツ続ける学習習慣
- 面倒くさくても逃げずに課題に取り組む忍耐力
- ヒントから類推し自ら気付く自学自習力
これらが今の受験システムにぴったり合致しているので、多くの東大生を輩出しているということのようです。
ということは、将来の受験を早い段階から見据えているなら、物心ついたころから公文式の学習教室に入れるのが良いのではないでしょうか。
公文式教室のお月謝ってどのくらい?
では、公文式に通うとすると、どのくらいのお月謝がかかるのかというと、まず入会金というものは存在しません。
お月謝のみで、これは教科にかかわらず共通、子供の年齢によって設定されています。
- 幼児・小学生 6,480円
- 中学生 7,560円
- 高校生以上 8,640円
なので、数学・国語・英語と3教科すべて通わせても中学生で22,680円+α。
3教科で、しかも授業ではなくプリントの採点のみでこのお値段は高い・・・という意見も多いようですが、これも考えよう。
徹底した学習法で実力が身につくならば、それはそれで学習塾として成り立っていますし、塾にはもっと高額なところが多いので、比較的リーズナブルといった感じではないでしょうか。
そして、支払方法はクレジットカード払いか口座振替とされています。
生徒に持たせると紛失や事故が発生する可能性がありますので、これを避けるために上記の2つの方法に限られているようですね。
公文式教室にお子さんを通わせているママの口コミ評価は?
このように、理論的には公文式は素晴らしいメソッドで、進学実績も申し分ない感じですよね。 しかし、実際にお子さんを通わせているママたちの口コミ評価を見ると、良い評価ばかりではないようです。
ご参考までにいくつかをご紹介いたしますね(#^.^#)
- 我が家では、小学生の時から公文式教室に通った長男が国立大学医学部医学科へ現役合格し無事に医学生として国立大学に入学しました。 下の子は小学校5年生の時に「公文式教室」に出会い最初に算数だけ始めました。 すると学校での落ち着きがでて、成績全般が数か月もしないうちに上がってきました。 学校では教室の人数が多くぼっとしていても気づかれることのないでしょうが、「公文式教室」にいけば、皆一生懸命に自分の課題に向かっています。
- 5年生までやっていましたが、先生が○つけをするのが面倒のようで理由をつけては家で採点をしろと言い お願いした宿題の量とは全然違う枚数で何度も出してきて、いつもこちらが悪いような言い方をしていたので腹が立ってやめました。 先生にもよると思いました。
- どの地域でも近所にあるので、負担も心配も少ない!公文も家の近所にあったので、送り迎えがほんとに楽でした。 小学生になってからは一人で行っています。 また、お友達も通っている事が多いので、競争意識や仲間意識の中で勉強ができます。 私の子も仲のいい子が一緒に通えたということが、やる気や継続性に大きく貢献したと思います。 月謝は高いけど、それに見合った分の力をどんどんつけていきましたので、すごく満足しています。
- 頑張ろうという気持ちをおこさせれます。 先の学年のを学んでいるので中学に行った時スムーズにその教科を学べ、他の教科の勉強時間を確保できます。 難点は前の方もかいてますが 、数学は文章問題が少ないので苦手です。
総じて、ママたちの評価は良いものが多かったですが、「教室によって良いところと良くないところの差がある」という気になる意見も。
全国に広がっている公文式だけに、その教室を任されている先生の質によって差が生じているのかもしれません。 公文式だからと安易に安心せず、まずは体験学習に申し込んで教室運営の様子をチェックしてみたほうがいいですね。
公文式教室の口コミに関するまとめ
公文式とは、創始者である公文公氏が大学進学のために最も効率的な学習法として確立したカリキュラムに従って、株式会社日本公文教育研究会が全国でフランチャイズ展開している学習塾で、東大をはじめ高い進学実績を誇っている教育メソッドが有名です。
現在は至る地域に教室が設置されているので、通わせやすい点でも人気がありますね。 しかし、ひたすらプリントの問題に取り組む勉強スタイルがすべての子供に合うわけではありませんし、教室によって評価にバラつきがあることも事実です。
なので、お子さんを通わせようかと検討されている方は、まずはその教室に通っているお友達などの話を聞いたり、体験学習に参加するなどして、その教室の運営に納得されてから申し込まれることをおすすめしたいと思います。
そのうえで、子供がどんなペースでプリントこなしていっているか、自主学習の習慣は身についていっているかを注意深く見極めてみてくださいね(#^.^#)