子育て世代のひとりごと

小学、中学、高校の子どもの子育てに奮闘中のお母さん世代のつぶやきです・・・

ペットだって熱中症が心配!予防にはどうしたらいい?犬や猫の熱中症対策について考えてみました

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大雨が去ったかと思えば連日の猛暑。毎日どこかで熱中症に倒れた人が搬送されているニュース・・・

これだけ暑いと、倒れてしまう人も多くなってしまいますね(>_<)

 

そして、この暑さは私たち人間だけではなく、犬や猫といったペットちゃんたちにとっても相当堪えているはず。彼らは全身毛で覆われているわけですから、きっと感じる暑さもひとしおですよね。

大事なペットたちをこの過酷な暑さから守るためには、どうしてあげたらいいのでしょうか? 今回は、ペットの熱中症対策についてまとめてみたいと思います。

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ペットが熱中症になった場合の症状は?

 熱中症 症状 連日真夏日を記録している地域が多いこの暑さ・・・ 脱水症状を起こさないためにも30分に一度は吸水するようにとすすめられていますよね。脱水症状は熱中症の最も危険な症状だからです。

同じように、ペット達の体調にも気を付けてあげなければいけないのですが、犬や猫ちゃんたちは熱中症になったらどんな症状が起きてしまうのでしょうか?

 

窓や扉を開けて自由に出入りできるように飼っている場合にはあまり心配がないかもしれませんが、締め切った室内で飼っている場合は、気温が思いのほか上がりやすいため注意が必要です。

 

気温の上昇とともに体温が上がった場合、私たち人間ならば汗を出すことで体温調節がなわれるのですが、汗腺が肉球の周りにしかない犬や猫たちは汗をかいて体温を下げることができません。

故に、彼らは口で呼吸する(専門用語ではパンティングといいます)ことで体温調節を図るわけですが、これで収まらずに体内に熱がこもってしまった場合、からだを構成している細胞や臓器は働きが鈍くなるため、結果、全身の臓器の動きが鈍くなり、最終的には死に至ってしまいます。

 

これが熱中症なのですが、具体的な症状としては、

  • 元気がなくぐったりしている
  • ハアハアと洗い呼吸を繰り返している
  • 足元がふらつく
  • ときどき発作のように痙攣をおこす
  • 下痢や嘔吐をする

そう、あらわれてくる症状は基本的に人間と同じなんです。 いつもの様子とは違う具合の悪さを必ず示しますので、重症になる前に早く気付いてあげたいですね。

 

特に猫の場合は、目や口の粘膜に異常が起こりますので、チェックしてあげて充血がみられると熱中症のサインかも知れません(紫色になっている場合は、かなり重症ですので、至急病院に連れて行ってあげて下さい)。

いずれも私たち人間より体温調節が苦手はひとたちだということを忘れずにいてあげたいと思います。

 

ペットの熱中症予防には保冷剤?天然石マット?おすすめのグッズをチェック!

グッズ では、少しでもペットたちが暑い夏を快適過ごし熱中症にかからないようにするためには、何をしてあげればよいのでしょうか?

今の時代はさまざまな熱中症対策グッズが販売されていますので、使い方に注意が必要な危険なものと使えるものをチェックしてみましょう。

 

まず、要注意グッズですが、お手軽な保冷剤が挙げられます。

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ペット用のクールダウン用品として売られている保冷剤には、マットの下に敷いて冷やすシートタイプのものや、首周りを冷やすための巻くタイプのものなどがありますが、これらにはいずれも固く凍らない柔らかい保冷剤となっています。

お手軽に使え、ひんやり気持ちが良いので、ついつい多用しがちですが、これらの保冷剤にはエチレングリコールという成分が入っているものが少なくなく、ペットが誤って食べてしまうと腎不全を起こし命を落とす危険性があるというのです(>_<)

 

なんでもこの成分は甘いのだとか。なので、ワンちゃんが保冷剤を噛んで中身が出てしまった場合、美味しいと思って食べてしまう可能性があるわけですね。

なので、保冷剤の使用はおすすめできません。 タオルに巻いて使えば?とお考えにある方もいらっしゃいますが、お留守番をさせる時に使ったりすると、飼い主の目が届かないところでどんな事態が起き破れてしまうかしれません。

大事な愛犬・愛猫を危険にさらすことは避けた方が無難ですね。

 

一方、おすすめの熱中症予防グッズは?というと、天然石を使ったクールマットです。

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表面がピカピカ仕上げなので汚れにくく、イヤな匂いがうつりにくい石を厳選して加工されている(=防汚抗菌仕様)ので、使い勝手も◎!

大理石マットもありますが、御影石から加工されたものは、それよりはるかに耐久性が高いといわれています。 サイズも約40×約40×厚1.3(センチ)。重さも持ち運びしやすい約5キロですので、重宝すると評判ですよ。

 

問題は、うまくそのマットの上に乗ってくれるかどうかだけ。 警戒心の強い子は全く乗ってくれないこともありますので、何とか上手に誘導してあげましょう(#^.^#)

 

あとは、犬のお散歩のときに常にからだに触れ冷やしてくれるものとして重宝するのがクールウェアでしょうか。

これは、その名の通り、気化熱や放温効果のあるお洋服で、むき出しのまま直射日光に当たるよりグンと楽だと思います。

ただ、これも着るのを嫌がる子もいますよね。 無理強いしない程度にご活用ください。

 

ペットの熱中症対策のポイントとは?

以上、ペットの熱中症の危険性と予防のための対策グッズをご紹介してきましたが、ペットを飼っている知人ともいろいろ話した結果、一番確実な方法として意見が一致したのは、エアコンです。

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一緒にいる時もお留守番させる時も、常に一定の温度になるよう室内の温度をエアコンで調整しておけば安心。

 

エアコンを嫌う子には、毛布を敷いたケージなど逃げ込める場所を用意してあげると尚いいですが、28度や29度といった温度設定なら寒すぎることはないと思います。

ここ数日のように暑いと24時間つけっぱなしになると思いますが、人間もペットも健康でいること以上に大切なことはありませんよね。

 

ここはひとつ、電気代には目をつぶって快適に過ごせる環境づくりを優先してあげましょう。

そして、忘れてはならないのが、ペットちゃんも水分補給が必要だということ。 いつでもお水が飲めるよう忘れずに整えてあげて下さいね(#^.^#)