思春期はニキビができやすいって本当だった・・・子供のニキビケアはどうする!?
ニキビは青春のシンボル・・・そう言われますが、実際にできてみると結構悩ましいですよね(>_<)
かゆみや痛みは鬱陶しいし、赤々と炎症を起こせば目立って痛々しい・・・
うちの高校生の娘もかわいそうなくらいおでこやこめかみににできてた(今はちょっと落ち着いております)んですよね。ちょっとマシになったかと思うとまたひどくなったりして。
一つや二つできるくらいならまだ「おお、青春だ」と笑っていられますが、群発してしまうと「人から気持ち悪いって思われないかな?」「跡が残ってしまうんじゃないかな?」ととても心配になります。
実際、思春期の頃にできたニキビ跡が残っている人ってたくさんいらっしゃいますし。。。
もっと言えば、二十歳を過ぎた大人になってからも長くニキビに悩まされている人も少なくありません(この「大人ニキビ」になると原因はもっと複雑になってくるんですけどね・・・)。
確かに、成長期の後半の思春期には男性ホルモンの分泌が多くなり皮脂分泌が活発化するためニキビができやすくなってしまうのですが、悩みを長く引きずらないためにもあまり重症化させることなくサクッと治していかなければなりません。
そこで、今回は子供のニキビケアについてどう対処したらいいのか・・・わが家での実体験をもとに考えていきたいと思います。
子供ニキビは洗顔でケアするというけれど・・・
まず、ニキビができる仕組みですが、これは思春期ニキビであろうと大人ニキビであろうと同じ。
毛穴に角栓や汚れが多く溜まってしまうと、詰まって毛穴が塞がれてしまい密閉状態に。すると、ニキビ菌といわれるアクネ菌がその中で皮脂をエサに過剰に繁殖してしまうのです(>_<) これがニキビですね。
この状態だけなら、清潔に保ちつつ適度にニキビを潰して芯を取り除いてしまえば、重症化することなくやがては治っていくのですが、実際はそううまくはいきません。
さらにアクネ菌の繁殖が進んでニキビが大きくなったり、ばい菌の付いた指や爪で潰すなどして炎症がひどくなったり・・・ニキビが重症化してしまうことが多いのです。
そこで、思春期ニキビの場合は「ニキビ用の化粧品や薬で治すよりも、洗顔でケアすするのが最適」といわれますが、洗浄力の強い洗顔料で洗い過ぎて肌を無防備な状態にし過ぎると、反ってニキビは悪化してしまうので、ニキビのケアは簡単ではありません。 皮脂には肌を保護する役割が備わっているにもかかわらず、ニキビができると大抵の人は「皮脂のせいだ」と思い過ぎてしまい、肌をさっぱり清潔にしようとついつい洗い過ぎてしまうんですよね。。。
しかし、洗い過ぎは肌の乾燥を招き、危機感を感じた脳は皮脂を分泌して肌を守るように指令を出すため、肌にはさらに皮脂が過剰に分泌されるようになってしまいます。
すると、さらにニキビができ悪循環に陥ってしまうわけです。。。
だから、子供のニキビは洗顔でケアすれば大丈夫とはいうものの、簡単なことではありません(>_<)
肌を清潔に保つことはもちろんなのですが、肌を乾燥させない程度の適度な洗顔が必要なのです。
子供のニキビに必携の薬って?我が家ではコレ!
なので、わが家では娘の洗顔料を厳選しました!
市販のニキビ洗顔フォームではちょっと刺激が強すぎることが多かったので、肌に優しい保湿性の洗顔料に変えたのです。 そしたら痛みがマシになったようですよ(#^.^#)
そして、同時にステロイド系の抗炎症剤も使いました。
ステロイドは使い続けると肌に良くないイメージがあるため敬遠されがちですが、ニキビが炎症を起こしたときに沈静化するにはステロイドがとても効果的です。
ステロイド軟膏にも強度があり、強すぎないものを選べば安全みたいです。
実際、娘のニキビにはとても効果的で、赤く腫れてしまったニキビもしばらく塗っていると枯れてくれました。 要は、適度な強度のものを選ぶことと、しっかり枯れるまで塗り続けること(ちょっと塗って放置すると炎症を繰り返しステロイドを常用することになるため)が大事みたいです。
ニキビの痒みも痛みも子供には結構なストレスになってしまいますので、ステロイド軟膏を毛嫌いせずに上手に活用なさってみて下さいね(#^.^#)
子供のニキビケアで気をつけたいポイントとは?
また、ニキビが何度もできてしまう状態について、私はちょっと勘違いしているところがありました。
娘のニキビがせっかく治ってはまたできてしまう原因について、部活で汗をたくさんかくせいだと思っていたのですが、どうやら食べていたものが悪かったようです。。。
何かというと、ジュースとスナック菓子(>_<)
一番ニキビがひどかったときは、部活から帰ってきて塾に行くまでのあいだ、お腹が空いているからといってご飯の前にジュースを飲んだり、スナック菓子を食べてりしていたんですよね。
糖分の多いジュースや良くない油と添加物の多いスナック菓子はニキビにとっては最悪です。これを食べなくすると案の定、ニキビは落ち着きましたので、できるだけ食べさせないようにした方がいいようです。
ジャンクフードを食べさせるくらいなら、間食用におにぎりを作ってあげておいた方がいいですし、できるだけ野菜も食べさせた方がいいですよね(#^.^#)
そして、女の子の場合は髪型にも要注意! おでこのニキビや頬のニキビに髪の毛が触れるとニキビは悪化します。
だって、中高生の女の子って髪にいろいろ整髪料をつけるでしょ(^^;)絶対ニキビに悪影響だと思います。
なので、ニキビが治るまで私は娘に前髪を上げさせました。細かいことですが、これで我が娘のニキビはかなり沈静化しましたので、同じようにお子さんが思春期ニキビにお悩みの方はぜひお試しくださいませ。
子供のニキビに関するまとめ
以上、子供のニキビに関していろいろ述べてきましたが、最終的に「子供のニキビケアはどうしたらいいのか?」・・・うちのニキビっ娘をずっとみていて私が得た結論はこんな感じです(^^;)
【子供のニキビケアで気をつけたいポイント】
- 生活習慣を整える(特に睡眠時間)
- ジュースとスナック菓子をやめさせる
- 安易に指や爪でニキビを潰さないよう、触らないよう徹底する
- ニキビに整髪料がかからないよう気を付ける
もちろん、すべての子供のニキビにあてはまるわけではないと思いますが、これらに気を付けるだけでかなり違うはずですので、よろしければご参考になさって下さい(#^.^#)