子育て世代のひとりごと

小学、中学、高校の子どもの子育てに奮闘中のお母さん世代のつぶやきです・・・

見過ごせない!風邪とは違う子供の頭痛・・・新学期が始まったら要注意です!

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私たちはさまざまなストレスの中で生活しており、「頭の痛いことが多い」なんて言ったりしますが、本当に頭が痛くなる症状(病気とは違った片頭痛)を抱えながら日々暮らしている方もいらっしゃいますよね。

でも、これって大人だけに限ったことではありません。

子供でも頭痛を訴えることが多くなっており、中には片頭痛持ちの子もいるくらいなのです(>_<)

それも、中学生や高校生ばかりではなく、就学前の幼稚園の子も・・・

子供の頭痛ってかわいそうですよね。。。

なので、今回は風邪の症とは異なる子供の頭痛について考えてみたいと思います。

 

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子供が訴える熱なしの頭痛って何?片頭痛?

一般的に「頭痛」というと、風邪を引いたときの症状の一つかな?なんて思うのですが、その場合の頭痛は熱や咳、鼻水などの症状を伴っているので、親としてはそれほど「怖い」と思うことはありません。

怖いのは、熱なしの頭痛。 風邪っぽいわけではないのに「頭痛がする」なんて言われたら、親は「え?大丈夫?」「脳の病気じゃないよね?」などととても心配に思ってしまうのです。

 

風邪以外で子供が「頭が痛い」という場合、その頭痛には次のような種類があります。 ○片頭痛=頭の片方でときどき起こる頭痛 1週間に一度であったり、1ヵ月に一度であったり、頻度は人それぞれで定期的ではありませんが、ずきんずきんとした痛みが、短ければ1時間程度、長ければ3日程度続きます。

頭痛が治まるとけろっとしてすっかり元気になってしまうので軽く考えられがちです。

※片頭痛が頻繁に、かつ、一度の頭痛が長く続く場合には「慢性片頭痛」と呼ばれます。

 

○緊張型頭痛=頭の両側や全体が締め付けられるように痛む頭痛 毎日のように起こる頭痛で、片頭痛ほど痛くないことも多いのですが、だらだらと長く続くため本人は疲弊します。

 

○群発頭痛=突発的に起こる頭痛 1日に15分~3時間程度の頭痛が、1~2ヵ月の間ずっと続き、次の数ヵ月は頭痛がない場合もあります。

片頭痛と同じで頭の片方だけが痛むのですが、特に目の奥に響くような激痛があるのが特徴的です。

 

それぞれ違うんですね。

でも、子供は大人のように痛みの違いをうまく表現できないので、見分けられないことが多々あります。

とはいえ、頭痛の種類によって対処方法も異なりますので、私たち親はあれこれこちらから質問してできる限り見分けるようにしましょう。

その一つの目安となるのが「動くこと」のようです。

  • 動くことで楽になるならば→緊張型頭痛
  • 動くと余計に痛いならば→片頭痛
  • 動くことができないほど痛いならば→群発頭痛

 

絶対ではないみたいですが、傾向があるようですので、子供に動いてもらった上で判断するのも一つの方法ですね。

 

子供の頭痛の原因は?

こうした子供の頭痛の中でも最近特に多くなっているのが片頭痛だそうです。

本当に「頭痛は大人のもの」なんていうのは思い込み。子供だって頭痛を抱えているんですね。。。

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では、子供の片頭痛の原因は何かというと、季節・気候・天気・気圧の変化、ホルモンバランスの崩れ、ストレスなど、原因が特定できない場合も多々あるとか。

親からの遺伝なんていうケースもあるようですね。

 

また、なかには大人同様、睡眠不足肩こりなどによる片頭痛もあります。

もともと頭痛になりやすい要因をもっている子供の場合は、乱れた生活習慣を送ることによって、より片頭痛が起きやすくなることもあるといいます。

身長の伸びのところでも再三ご紹介しましたが、生活環境って何についてもとても重要なのです。

 

【片頭痛の原因となり得る生活習慣】

  • 寝不足や寝過ぎが続いている
  • 空腹を甘いおやつで一気に解消させることが多い
  • 食事の時間が一定でなく、空腹時間の時間が長い
  • チョコレートやチーズなど頭痛を招きやすい成分を含んだ食品をよく食べる
  • テレビゲームやスマホゲーム、パソコンなどを長時間利用している
  • 匂いが強い、空気が悪いなど、換気が十分でない場所にいる

 

なるほど・・・やっぱり、というものがほとんどですが、「寝すぎ」が頭痛の原因になるというのは面白いですね。

寝すぎるとどういう仕組みで頭が痛くなるんだろうと思って調べてみると、次の通りでした。

  1. 睡眠中に脳の血管が必要以上に拡張して、周囲にある三叉神経(脳を覆う硬膜の上を走っている神経)を刺激するため。睡眠中は脳の活動が緩やかになり緊張が解けるので血管が拡張しますが、睡眠時間が長くなると通常より血管が広がりやすくなるため、神経を刺激しやすくなり、頭痛が起こる
  2. 首や肩のこりによるもの。睡眠中は首や肩を大きく動かすことはないので、睡眠が長時間にわたると、その部分の筋肉がこって血行が悪くなります→その結果頭痛が起きる

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疲れを解消するために長く寝ればいいというわけではないんですね(^^;)

 

しかし、生活環境以外にも本人の性格が原因となり頭痛が誘発されることもあるようです。

具体的には、まず対人関係に過剰適応する子供。 これは人づきあいがヘタというよりは、むしろ常に友人の中にいるテンションの高い子、つまり八方美人的にみんなに常に合わせるタイプの子に多いとのことです。

この傾向にある子の頭痛は、集団行動を伴う学校行事(体育祭や修学旅行など)の後に出やすいそうです。

もうすぐ新学期が始まって環境が変わりますが、4月は大丈夫でも5月・6月に頭痛を訴えることが多いとのことですので、該当する子の親御さんはちょっと気を付けてあげて下さい。

 

また、役割に過剰適応する子も要注意だとか。

学級委員や部活のキャプテンなどまとめ役を引き受けやすく、引き受けると一生懸命になってしまう子供たちは、手を抜くのが下手な傾向にあるため、本人が頑張って先生や周囲が認めてくれているときには頭痛もなく調子はいいのですが、本人が思ったほどうまくいかなかったり、疲れてしまったときに気分が落ち込んで頭痛のきっかけになることが多いといわれています。

大人でもこういう頑張り屋さんタイプの人が鬱になってしまったりしますもんね。頑張り過ぎには注意って感じのようです(^^;)

 

子供の頭痛への対処方法

以上のような子供の頭痛に対しては、私たち親の果たす役割も大きいと思われます。

例えば、生活習慣の乱れによる片頭痛の場合は、スマホやゲーム機の使用時間を制限したり、子供部屋を除きに行って就寝を促したり、生活を規則正しいものにするようある程度働きかけていかなければなりません。

また、対人関係や役割に過剰に適応することで頭痛を引き起こしてしまう子に対しては、こういう原因で頭痛を誘発してしまっているのだと親が理解していることが前提条件として必要ですよね。

その上で、そういう子供の頑張り過ぎる心理をゆっくりと修正しないとなかなか頭痛も減らないようです。

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進学などで環境が一新されると、過剰になっていた役割や意識していた人間関係もリセットされるためか症状は改善されるようですが、その子の意識への働きかけができていないと、環境が落ち着いた時にまた同じ状況が繰り返されるかもしれません。

個人的には、「ここまでは気にしなければいけないことやあなたの役割だけど、ここからは気にしても仕方がないこと」と割り切り方を教えてあげることなのかなと思いますが、どうしたらいいか、どんな表現で働きかければいいのかわからないときは、しかるべき専門家のアドバイスを受けるのが一番だと思います。

かかりつけの小児科なら気安く相談できる部分も多いので、意見を求めてみてもいいのではないでしょうか(#^.^#)

子供の頭痛に関するまとめ

子供の頭痛って、なかなか一口に片づけられない部分が多いですよね。

「子供の頭痛なんだから、大人のとは違って大したことないだろう」なんて軽く考えていると、子ども自身とても辛いばかりか、ついには元気に学校生活を送れなくなる危険性だってあります(>_<)

親も何とか知恵を絞って、子供が健康に楽しく学校生活を送れるようサポートしてあげたいものですね。

 

因みに、子供の頭痛について調べていると、片頭痛の中にはマグネシウムの不足から発生するものもあるということでした。

マグネシウムを補給したところ、片頭痛が改善した事例が少なからずあるのだとか。

このためでしょう、日本頭痛学会が推奨している「AECスッキリウォーター」という海洋深層水の商品もありました。

 

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こういうミネラルの補給で解決する頭痛も意外と多いとのことですので、ご興味がおありの方はチェックしてみて下さい。

頭痛薬を飲ませる前に試してみると効果がみられるかもしれません。

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