春だから・・・断捨離についてその意味や効果をあらためて考えてみました♪
年明けの3カ月はなんと早いことでしょう! ついこのあいだ年が明けたと思ったら、あっという間に2月。
そして、娘の受験にフォーカスして日々を過ごし「終わった」と思ったら、もう3月(゚д゚)!
卒業式が終わったと思ったら、今度は入学式へ向けて準備をしなければなりませんね。 特に娘は高校生という新生活に向けての準備です。
ものが増えた娘の部屋や我が家のリビングなどを「片づけをしなければいけないなぁ」と思いつつ眺めていると、「断捨離の極意って何だっけ?」と今さらながらに気になりましたので、今日は断捨離についてあらためて考えてみることにしました(#^.^#)
まずは基本確認!断捨離とは?
まず根本的なところ殻で恐縮なのですが、断捨離とは何ぞや・・・というところから(^^;)
断捨離とは、やましたひでこ(山下英子)さんの著書において発表された表現であり、2010年には流行語にも選ばれたほど巷にあふれた言葉ですよね。
その内容は、日本古来からある「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し手放すことで、身軽で快適な生活と人生を手に入れようというものです。
- 断=入ってくるいらない物を断つ
- 捨=家にずっとあるいらない物を捨てる
- 離=物への執着から離れる
確かに、数年前同じように流行した言葉に「MOTTAINAI(もったいない)」があり、モノを大切に、引いては資源を大切にしようという想いの重要性が確認されましたが、この考え方は行き過ぎると物を捨てることができなくなり、やがてたまりにたまったモノによって私たち自身が本来の目的や幸せを見失ってしまうという危険性があるみたい。
これについては、断捨離提唱者の山下さんが「すでに使わなくなったモノ・将来も使うはずがないモノなどが家・部屋の中に次第に増えてゆくと、やがては自分が快適に居るための空間までが圧迫され、狭くなり、また人は膨大なモノを扱うのに日々 膨大な時間や気力を奪われるようになってしまい、知らず知らずのうちに大きな重荷となっていて心身の健康を害するほどになってしまう。」と表現されていますよね。
2010年当時、私が「断捨離」という言葉を耳にしたとき、その意味をよく吟味することをしなかったため、単にお片付けの方法ぐらいにしか理解していなかったのですが、今改めてこの意味について考えてみると、モノを断つという行為の奥にある解放(表現があっているか自信はありませんが)が、とても大きなメリットをもたらすのではないかと思えるのです。
これが、断捨離が単なる片付けとは一線を画す理由なのかもしれません。
断捨離を行なうことで得られる効果ってかなりすごいみたい!
では、断捨離を行なうことで得られる効果についてもう少し考えてみますね(#^.^#)
以前の流行以来、断捨離という言葉はあまりに広く知れ渡るようになったため、最近では単なる片付け術の一つとして捉えられている場面も見かけますが、「モノが片づいてスッキリした!」は「断捨離」の入口に過ぎず、本当の目的は、家の中から不要・不適・不快の排除を繰り返すことで、マイナスの思考や感情、他者から押しつけられた観念(価値観)を手放すことだといわれています。
これが実現すると、お金、健康、夫婦、親子、時間、結婚、離婚、家事、終活・・・などなど生活における悩みがどんどん消えていくというのです。
その結果、その結果、身も心も軽くなり、本当に大切なものが手に入るようになり、人生が大きく変わっていく・・・ これが、断捨離が開運の条件といわれる理由ですね。 だって、本当に成功者の方ってことごとく断捨離を実行されてますもんね。
私がかつて聴きに行った桜庭露樹さん(「夜のツタンカーメン」というラジオ番組をされている開運マスターww)の講演でも、断捨離によって人生が変わった方々が実にたくさん紹介されていました(#^.^#)
桜庭さんがおっしゃるには、使われずに放置されたモノたちには、埃とともに邪気がたまっているとのこと。 これが体調を悪化させたり、気持ちを滅入らせマイナスの方向に導いたりするので、「即刻捨てて下さい」とのことでした。
「引っ越してきたの?」というくらい、ガランと何にもない家の方が良いらしい。 そうすると、「宇宙からのメッセージを受け取りやすく、人生に様々な幸せな現象が降りかかる」とおっしゃってました(#^.^#)
断捨離とミニマリストの違いって何?
ところで、「断捨離」とセットのようにして「ミニマリスト」という言葉も使われているのですが、これらは同じ意味なのでしょうか?
聞くところによると、先の山下さんは「別物」として断捨離とミニマリストを明確に区別されているということでしたので、その違いについても調べてみました!
ミニマリストの語源になっているミニマムは、最少、最小限、最低限度という意味。
なので、ミニマリストとは、不要な要素をとことん排除し、モノを最小限に絞り込むことに努める人ということになりますね。
一方、断捨離は、モノを捨ててはいるけれど、それは過剰となって対応対処できなくなったモノに始末をつけているだけなので、ダンシャリアン=断捨離に励む人は、最小とか最大とかいった観念とは別に最適化に努める人とのこと。
うーん・・・個人的には、「最適化」もものを排除した結果見えてくることであって、ひたすらものを捨てる行為はミニマリストと同じ、つまり、目的は同じなんじゃないかな、なんて思ってしまいました(^^;)
まだ理解が浅いでしょうか・・・
いずれにせよ、断捨離とは、過剰を手放し代謝させていく自然な行為であって、主義主張ではないとのこと。
最適を自分自身に提供していく心地のよい意図的な作業なので、断捨離は、最小限でもなく最大限でもなく、人生のその時・その場に応じて、最適を自分にもたらしていくことというものでした。
ということは、多少の振れ幅があってもいいのかな? 時に過剰に陥ってしまうこともあり、また時には不足に不自由さを感じることがあってもOK。
その中で自分にとっての最適を見つけていく・・・ということであれば、断捨離もそれほど敷居が高いものではないような気がしますね(#^.^#)
断捨離に関するまとめ
かつて私が耳にしてきた断捨離は「とにかく捨てて」というものだったので、やった方がいいんだろうとは頭でわかっていても、どこか実行に移せない部分がありました。
とにかく捨てるって、何を?どこまで?・・・って感じですね。
でも、今回改めて断捨離を調べてみて、そうした取捨選択の場面には、次の3つの視点を用いればよいこともわかりました。
- 不要なモノ・・・あれば便利だし、まだ使えるけれど、なくても困らないモノ
- 不適なモノ・・・かつては大切だったけれど、今の自分には合わないモノ
- 不快なモノ・・・長年使っているけれど、どこかで違和感や不快感を感じているモノ
うんうん、なるほど。 こんまりさん(近藤麻理恵さん)流の「ときめくの?ときめかないの?」もいいけれど、個人的には上記の基準がわかりやすい気がします。
そろそろ水回りなどのリフォームも考えているし、この際、できるところから断捨離を実行していきたいなと思います。