子育て世代のひとりごと

小学、中学、高校の子どもの子育てに奮闘中のお母さん世代のつぶやきです・・・

進研ゼミの中学講座が人気が高い理由って何?高校入試間近の今からでも間に合う?

スポンサードリンク

12月のこの時期、通信教育業界では2月~3月の入試間近の駆け込み入会者と次年度の新規入会者の両者に向けて申し込みキャンペーンが行われている時期です。

そして、小学校から高校まで様々なレベルのカリキュラムがある中で最も注目度が高まっているのが、中学生講座

2~3カ月後に高校受験を控えお尻に火がついた中学生の駆け込み入会と、4月から中学生になるということで塾か通信教育かで選択を迫られている小学6年生の保護者が、「子供に受けさせるならどこがいいの?」と調査を行なっている時期でもあるのです。

 

 そこで、今回は、中学生講座で最も人気が高い進研ゼミについて、他の通信教育と比べてどのようなメリットがあるのか、またどのような子が進研ゼミに向いているのか、といったことについてまとめてみたいと思います(#^.^#)

 

通信教育ってどうなの?進研ゼミはスマイルゼミやZ会とどう違う?

数ある通信教育の中で、名前がよく知られている大手といえば、進研ゼミ、Z会、スマイルゼミといったところですよね。

とはいえ、いざ子供を入会させようかな?と考えた場合、それぞれどこに違いがあって、どのように選んだらいいのかわからないことが多いのです(>_<)

 

f:id:takahon:20171228010523j:plain

 

しかし、いろいろ調べていると、各通信教育講座には特徴ともいうべき違いがあることがわかりました。

上記の3社について、大まかに言うと、こんな感じです。

  • 進研ゼミ・・・学年末テストで高得点を狙うために総復習重視で苦手克服学習
  • Z会・・・応用力を身につけるために演習教材をひたすら行う添削重視学習
  • スマイルゼミ・・・予習・復習から定期テスト対策までを万遍なく行う学習

 

こうみてみると、進研ゼミとスマイルゼミは、中間や期末テストといった内申点をの成績をアップさせることを重視している点で似通っているといえます。

一方、Z会は、特に学校の定期テストというよりは、どのような応用問題が出ても対応できるよう理解を深めるまで演習問題をこなさせるという点で、質を異にする感じ。

また、ネットに寄せられている様々な口コミをみても、Z会は難関高校を狙う成績上位者に適した受講内容との印象が強いですね。

保護者のあいだにも「Z会はハイレベルな通信教育」というブランド意識が根強くあるのも事実です。

自分のペースで自主的に勉強する習慣が身についている子に向く学習方法という点では3社とも共通ですが、その中でも上位層のお子さんにとって快適な学習環境といえそうです。

 

f:id:takahon:20171228010851j:plain

 

そして進研ゼミはというと、平均点付近の中位層~上位層を狙う学力のあるお子さんに適しているといわれています。

一般的な学力分布図でいえば、最も多くの人数が属している層ということですね。

故に、最多数の中位層に焦点を絞ってカリキュラムや問題の難易度を設定している進研ゼミは、必然的に最も共感と支持を得られやすい通信教育と考えられます。

なるほど進研ゼミにぴったりハマる子供たちが多く、中学生の利用者数がナンバーワンとなっているのかも納得・・・といったところではないでしょうか。

 

進研ゼミの中学講座は内申点の成績アップに効果的?

高校入試においては、当日の試験の出来と同じくらい重要なのが内申点ですが、この内申点は、3年生の2学期までの成績表が加味され高校に送られます。

故に、一般入試で少しでも優位に立ちたい場合は、内診点でできるだけよい成績を上げておくと安心ですね。

また、一般入試以上に内申点が重視されるのが推薦入試。 推薦入試は、内申と当日の小論文及び面接で決定というところが大半ですので、3年生の1~2学期は特に通知表で良い評価を得ておくことが必要となります。

 

f:id:takahon:20171228011010j:plain

なので、2月に行われる効率の推薦入試で合格を勝ち取りたい人は、なおさら実力テスト以上に定期テストに力を入れてよい点数をとってかなければなりません。

このように、一般入試で少しでも優位に立ちたい人や、推薦で合格を決めてしまいたい人は、定期テスト対策を重視している進研ゼミやスマイルゼミがおすすめなのではないでしょうか。

それを理解した上で、進研ゼミとスマイルゼミのうちどちらの教材がやりやすく自分に合っているかで選べば失敗がないかもしれませんね。

 

口コミ評価では進研ゼミが圧倒的に高評価

進研ゼミとスマイルゼミは、お互いに定期テスト対策を主眼においたカリキュラム編成なのでよく比較されますが、中学生講座においては、進研ゼミの口コミ評価がはるかに高い感じです。

その理由としては、

  • スマイルゼミの主力コースは小学生コースである
  • スマイルゼミが中学生コースを始めたのが2013年からであり、ノウハウの歴史が浅い
  • 進研ゼミは主力コースが中学生講座である
  • どちらもタブレット教材を使用するが、スマイルゼミは専用タブレットのみであるのに対し、進研ゼミはipadとテキスト教材の併用型。使い勝手としてはこのハイブリッド教材が人気が高い

 

また、進研ゼミは、利用者数がナンバーワンである点も情報量の多さとして生かされており、テキストの変更内容や学習の進度が速やかにこれからのカリキュラムに反映されるといわれています。

定期テスト前にはテスト対策ドリルが送られてくることもあり、毎月その教科ごとの教材が届くので、「コツコツやれば身につく」と評価している人が多いですね。

 

【進研ゼミの学習方針】

1.要点に集中することで短時間で効率的に総復習を行なう(1日15分から) =1~2学期の要点のうち、特に学年末テストで狙われやすい単元に集中し、3学期に伸びる土台を効率的に作る。

2.足りない力を見つけ、伸ばすニガテを克服する個別学習を行なう =全国規模のマークテストで個別のニガテを洗い出し、個別のドリルでニガテを攻略する。

3.個別の学習アドバイスにより充実した指導とサポートを行なう =テストの解答力を高める赤ペン先生の添削指導によって学習状況を見守りアドバイスを行なう。

 

進研ゼミ中学講座は、上記のような学習方針のもと、初めは1日わずか15分から自宅で自分のペースで学習し志望校合格を目指すシステムとなっています。

そして、これを積み重ねることで学年末には中位層から上位層へのレベルアップを図るということですね。

お試しの無料教材に対する評価も高いようです。

 

一方、スマイルゼミは、専用タブレットのみで受講する分、個別のデータ集約がしっかりなされており、個人の得意不得意に応じたオーダーメイド型の学習ができるというメリットも指摘されています。

進学校への受験を勝ち抜くというよりは自分のペースでじっくり理解していきたい・・・という人には、スマイルゼミがあっているかも知れませんね。

 

進研ゼミの中学講座は会員サイトを使えば高校受験の志望校リサーチもバッチリ!?

進研ゼミは、定期テスト対策重視で内申点アップを目指すのに効果的と特徴を述べてきましたが、では内申用の成績が締め切られた今からの時期は入会しても意味がないのかというと、そんなこともないようです。

なぜならば、全国に多数の利用者を持ち、長年にわたり豊富な情報量を持っているベネッセは、会員用に志望校に関するあらゆる情報を提供することができるからです。

 

この会員サイトでは、都道府県別の入試制度の詳細から出題傾向、高校別の併願校とその倍率、高校見学・説明会日程、入試日程などがすべて検索できます。

また志望校の入学費やその先の大学合格実績、合格者の成績などもわかりますので、自分の先々の進路に関していろいろ確認することもできますね。

 

f:id:takahon:20171228011306j:plain

こういった点は、大手ならではのメリットといえます。

せっかく入会したのであれば、目の前の高校受験だけでなく、その先の大学受験の情報もうまく活用したいですね。

 

進研ゼミの中学生講座に関するまとめ

子供が春から中学校に上がるという冬、私自身も子供を「塾に行かせるか」「家庭で通信教育を受けさせるか」迷ったことがあります。

通信教育は、子供自身にきちんと家庭学習をする習慣が身についている(若しくは、身につけることができる)ことが前提となりますが、部活を一生懸命頑張りたい子にとっても強い味方となってくれます。

なぜならば、部活で遅くなる日が出たり、遠征試合が多くなると、塾の時間に間に合わないことが多くなり結局はやめてしまう子も出てくるからです。

そういった子には、空いた時間に自分のペースで学習が進められる通信教育の方が負担が少ないですよね。

そして、通信教育を受けると決めたならば、大手ならば安心と安易に決めてしまうのではなく、それぞれの特徴を見比べてその子に合ったカリキュラムのものを受けさせてあげて欲しいと思います。

 

大まかに言えば、学力が高く難関校を目指す進学目的ならばZ会、学力が中位層~上位層レベルで定期テスト対策目的ならば進研ゼミやスマイルゼミがおすすめです。

特に、進研ゼミは中学生講座では利用者数が最も多く、ノウハウも情報量も豊富です。 口コミをチェックしても、その評価はスマイルゼミよりかなり良かったので、入会先を探していらっしゃる方はまず最初に検討されてみてはいかがかなと思います。