子育て世代のひとりごと

小学、中学、高校の子どもの子育てに奮闘中のお母さん世代のつぶやきです・・・

季節の変わり目い体調を崩す人が多いのはどうして?体調不良の原因と対策について調べてみました!

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最近、めっきり朝晩が冷えるようになりました。

今年の夏は「災害レベルの暑さ」といわれ熱中症で病院に運ばれた人も多かったほどの猛暑ぶりでしたが、お彼岸も迎え季節は秋へと向かっています。

でも、今のようないわゆる季節の変わり目は、なにかと体調を崩しがち。何となく体がだるかったり、頭痛がしたり、咳が出たり。この季節に風邪を引くとなかなか治らない・・・なんて話も聞きますよね。

 

そういえば、うちの娘は春先と秋口といった季節の変わり目には毎年、必ずといっていいほど3日以上学校を欠席するような風邪を引いたものでした。

大人でも「体がだる重い」とか「疲れやすい」と感じる人は多いといわれていますもんね。

どうして季節の変わり目ってこんなに体調を崩しやすいのでしょうか?

今回は、季節の変わり目に起こる体調不良について、その原因と対策をまとめてみたいと思います。

 

季節の変わり目の体調には頭痛やめまいといった症状が起きやすい!?

温かくなりかけの春先や暑さが弱まってきた秋口など、これから良い気候を迎えるはずの時期に必ずといっていいほど体調を崩されるという方、意外と多いですよね。

特に女性に多くいらっしゃるのではないでしょうか。 軽い人は「何となく身体がだる重い」「疲れやすい」「よく寝ているはずなのに眠い」といった程度ですが、人によっては「頭痛がよく起こる」「胃が痛い」「吐き気がする」「めまいがする」といった症状に悩まされる場合も。風邪をこじらせて寝込んでしまう人もいらっしゃいますね。

 

これらはすべて気温・湿度や気圧など環境変化を察知し身体が順応しようとする作用によるものであり、自律神経の乱れが原因なのだそうです。

もっと詳しくいえば、身体の順応スピードよりも環境変化が大きい場合に、自律神経が影響を受けて交感神経が優位となってしまいバランスが崩れてしまうのだとのこと。

 

交感神経と副交感神経から成る自律神経は、心臓や腸、胃、血管など私たちの生命活動に関するの臓器の働きを司っているため、ここが乱れてしまうと私たちの体にはこんな影響が出てしまうのです。

  • 血流が乱れ頭痛・めまいが起きる
  • 胃腸の働きがおかしくなる
  • 免疫力の低下により寒暖差アレルギーが起きる
  • 精神的なストレスを感じやすくなる

自律神経は身体的な機能のみならず精神的な安定とも深く関係しているため、自律神経が乱れるとうつ症状も起こりやすくなってしまいます。

それほど私たちにとって自律神経は重要なものといえますので、乱れを生じさせないよう気をつけなければなりませんね。

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季節の変わり目に体調を崩す人にはこんな共通点があった!

以上から、季節の変わり目には気温の寒暖差や湿度・気圧の高低差といった環境変化によって体調が影響をうけてしまうということがわかりましたが、ここで一つ気になったのは、季節の変わり目に体調を崩しやすい人がいる一方で、まったくそんな影響を受けることなく元気に過ごす人がいるという事実。

この両者にはどのような違いがあるのでしょうか?

 

調べてみると、そこには自律神経が環境変化による影響を受けやすい特徴・・・

つまり、言い換えれば、季節の変わり目に体調不良を起こしやすい人の共通点がありました。

それは・・・

  • 暴飲暴食をしがちな人
  • 冷たいものを好んでよく食べる(または、飲む)人
  • 普段の生活でほとんど運動をしていない人
  • 入浴時に湯船に浸からずシャワーで済ませている人
  • 夜更かしをする人

こういった人は、自律神経が安定しにくく乱れやすい生活をしていると考えられます。

 

暴飲暴食や冷たい食べ物・飲み物は胃腸に負担をかけますし、夜更かしをして睡眠不足に陥っていると、精神的・身体的ストレスは解消されずにたまる一方になってしまうといわれています。

生活リズムの乱れは思っている以上に体に悪影響があるということですね。

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季節の変わり目も体調を万全に保つ対策とは?

では最後に、季節の変わり目でも体調を崩すことなく元気に過ごすための対策をまとめてみましょう。

娘が小さいときからお世話になっている小児科の先生にアドバイスを頂きましたが、予想以上にものすごくシンプルなことに気を付けるだけでした。

 

1.良質な睡眠を十分とる 子供の健やかな成長や大人を含めた健康管理に睡眠が重要というのは言うまでもないことですが、季節の変わり目の時には、意識的にいつも以上に良質な睡眠をとるよう気を配る必要があるとのことです。

良質な睡眠は自律神経のバランスを整え、免疫力を高めるに最も効果的です。

また、たまったストレスを解消して心の健康を保つためにも、ゆっくりと休養を取ることは非常に大切です。 ちょうど涼しくなり寝やすい季節になりましたので、ぜひグッスリと質の良い睡眠を十分な時間(6時間以上)取るよう心がけて下さいね。

 

2.体温を上げる努力をする 冷えは「万病のもと」といわれ、体調不良の大きな原因の一つになります。

体温が1度上がると免疫力は5倍にも6倍にもなるといわれ、逆に体温が1度下がると免疫力は30%も減少するのだそうです。

健康的な人の平熱は36.5~37.1度。最近は、平熱が36度以下の低体温の人が多いといわれていますが、「体を冷やす食べ物や飲み物は控える」「冷房の部屋では羽織りものを使う」などで少しでも体温を上げるよう心がけましょう。

また、ちょっとしたことと思われがちですが、毎日の入浴もシャワーで済ませるよりはゆっくり湯船に使って体を温めてあげることが免疫力アップにもつながり重要です。

自律神経が簡単に乱れないよう鍛えるためにも湯船にはちゃんと浸かった方がいいですよ(#^.^#)

 

3.食べるものに配慮する 腸内環境を整えるためにも、免疫力を高めるためにも毎日食べるものには気を使った方が絶対に良いと思われます。

例えば、腸内環境を良好に保つためには発酵食品がおすすめですし、免疫力を高めるためには、タンパク質を十分に摂取することが大切です。

タンパク質を摂取すると、筋肉量が増え体温が上がりやすくなるからですね。 体温が高い人は感染症にかかりにくく、かかったとしても、体温を上げることで短期間で体内のウイルスを排除することができます。

免疫力が落ちがちな季節の変わり目には、いつも以上に食べるものに気を配るようにしてみて下さいね。

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季節の変わり目の体調管理に関するまとめ

気温の温暖さがあり、湿度や気圧も不安定な季節の変わり目には自律神経が乱れやすく、そのため体調を崩しがちだということがわかりました。

とするならば、そんな今の季節はいつも以上に自律神経が乱れないよう配慮した生活を送ることが必要です。 それには先に挙げた睡眠や入浴、食事に気をつけなければいけませんが、着る服にもちょっとした工夫が有効です。

 

それは、脱ぎ着で体温調節を行なうということ。 朝晩の気温差が激しいときや、外気と温度差のある室内で過ごす予定があるときなどは、羽織りものをもって外出するようになさってくださいね。

このちょっとした配慮一つで、いつもは体調を崩しがちな季節の変わり目を元気に乗り切ることができるかも知れませんよ(#^.^#)