子育て世代のひとりごと

小学、中学、高校の子どもの子育てに奮闘中のお母さん世代のつぶやきです・・・

美味しいお米が食べたい!新米と呼ばれるお米が買える時期はいつ?美味しい炊き方は?

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先日、仲の良いママ友から「もう新米が出てるよ。うちは買ったよー」といわれ、「え?もうそんな時期?」と思ってしまいました。

「暑い暑い」といっているうちに、いつの間にか9月も10日を過ぎていたんですね(#^.^#)

 

「美味しい新米の季節になったか」と思い、その日の夕方、買い物に行ったときに新米を買おうと思ったものの、あれ?店頭にはない(>_<)

結局、3つのスーパーをみて回りましたが見当たらず。 改めて彼女に確認したところ、道の駅の直売で購入したとのことでした。

 

地域によって多少の違いはあるようですが、どうやら、スーパーで広く出回るのはもう少し先とのこと。いずれにしても、新米は美味しいので楽しみですね(#^.^#)

そこで、今回は日本人が愛してやまない「新米」に関するあれこれについてまとめてみたいと思います。

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新米とはどういうお米を指して言うの?

そもそも新米とは、具体的にどのようなお米を指して言うのでしょうか?

私は漠然と「今年の秋に穫れたお米なんでしょう?」と思っていたのですが、厳密には次の2通りの定義がありました。

1.米穀年度に基づいた「新米」 食料管理法に基づく米穀年度で定められた「新米」があります。

米穀年度とは、お米の収穫時期に合わせて決められたお米の年度のことであり、11月から始まり翌年10月で1年間が終わります。

 

故に米穀年度では、11月以降に収穫されたお米が「新米」と呼ばれるスタートの月となるわけですが、現在では品種改良で7~8月に収穫ができる早場米が広がり、収穫時期が早い産地も多いため、全国的にみても、10月いっぱいで収穫を終わらせる場合が多くなっているのが現状です。

しかし、定義上は11月以降に収穫したものしか「新米」と呼べないため、米穀年度は実情にマッチしていないという意見もあるみたいです。

 

2.JAS法に基づいた「新米」 もう一つは、JASマークでおなじみのJAS法が定めた定義による「新米」。

JAS法の中の「玄米及び精米品質表示基準」では、「収穫された年の年末までに精白し、梱包をした玄米や精米だけが新米の表示ができる」と定められています。

こう見ると、JAS法に基づいた定義の方がしっくりきますよね。

 

最近、私たちが「新米」と呼んで口にしているものは、こちらの定義に基づいたお米ということなのです。

因みに、主な銘柄のお米の収穫時期は以下の通りです。

  • 北海道 ななつほし   10月下旬
  • 宮城県 ひとめぼれ   10月下旬
  • 秋田県 あきたこまち  10月下旬
  • 新潟県 こしひかり   9月下旬
  • 富山県 こしひかり   9月下旬
  • 茨城県 あきたこまち  9月中旬
  • 静岡県 なつしずか   8月上旬
  • 宮崎県 ひのひかり   8月上旬

美味しい新米をゲットしたいなら、これはちょっと覚えておくといいですね(#^.^#)

とはいえ、違う定義で整理されている新米があるとは何ともややこしい・・・。

 

なので、新米を購入したい場合は、お米の包装に記されている精米された日にちを手がかりに、精米したての新鮮なお米を選ぶようにすると間違いないのです。

なんといっても、お米は鮮度が大切。特に、新米をおいしい状態で食べるなら、20日程で食べ終わるのが理想的なんですって。

農家の方にお聞きすると、精米日を確認しながら、20日程で食べ終わるように計画しながら購入するのが一番イイのだそうです。

 

新米は水加減が大事!?水の量を測る際に気をつけたいポイントは・・・

因みに、「新米には水分が多いので、水を減らして炊くとよい」というのを聞いたことがありませんか?

私も母にそう習ったような気がするんです。 でもこれって、昔の話らしいです(^^;)

 

確かに、古米に比べて新米は水分の量が多いようなのですが、その差は3~5%程度とほんのわずかなんだとか。

しかも、今は技術が進歩しお米の保存状態が良いので、古米といっても以前ほどの劣化はない上に、現在のお米の水分量は、新米、古米ともに15%程度と決めて出荷されているとのことです。

 

故に、新米だからといって極端に水の量を減らす必要はないんですって。 3~5%ほど水を減らす感じで調整すればOKみたいですね。

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新米の美味しい炊き方をチェック!

では、水加減に気を配る以外に新米を美味しく炊くコツって何かあるのでしょうか?

それは、炊飯器のスイッチを入れる前にじっくり水に浸しておくことだそうです。

これも母から聞いたところでは、「30分程度必要」とのことだったのですが、美味しいご飯を炊くプロに聞いてみると、2時間置くのがベストらしいです。

結構長い時間浸す必要があるんですね。

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そして、ちょっと水を減らして炊く。 すると、食感がやや固めの印象になりますが、程よい歯ごたえがあり、噛めば噛むほど新米の旨みを楽しめるように炊き上がるのだそうです。

ホント、新米って「甘い」感じがしますよね。そして、光沢がありツヤツヤでピカピカ! 今年何かと災害続きで秋の収穫が心配ですが、せっかく店頭に新米が並んだらさっそく味わってみたいと思っています。

 

そして、シンプルだからこそ、自分に合ったおいしい新米選びも重要になります。

どのブランドのお米が好みに合うのか、食べ比べて知っておくのもお米の楽しみ方の一つです。

お米が美味しいと幸せですよね(#^.^#) ぜひ、皆さまもお気に入りのご飯のお供で美味しい新米を楽しんでください♪